1 建築工事 耐震壁設置に適用(フチ有りジャストリング採用)
躯体にアンカーボルトを打ち込み、そのアンカーボルトに耐震壁を設置する際に適用した。
アンカーボルトの位置がずれていても、ジャストリングで即座に固定が可能である。
▲耐震壁設置状況(クリックで拡大)
▲アンカーボルト位置の状況(クリックで拡大)
▲ジャストリング充填状況(クリックで拡大)
2 基礎補強工事 補強壁設置に適用(フチなしジャストリング採用)
▲基礎補強壁設置完了(クリックで拡大)
現在使用している躯体に基礎補強壁を設置する際、既存構造物の配筋により所定の位置にアンカーボルトを設置する事が難しい。この問題を解決するため、ジャストリングを採用した。
▲ジャストリング設置状況 施工前(クリックで拡大)
▲ジャストリング設置状況 施工後(クリックで拡大)
3 土木工事 橋梁上部工 遮音壁設置に適用(フチ有りジャストリングを採用)
▲遮音壁設置状況(クリックで拡大)
高速道路の遮音壁を設置するにあたり、既設のコンクリート壁にアンカーボルトを打ち込んで、これに遮音壁骨組みを設置するのであるが、アンカーボルトが所定の位置に設置しづらく、鋼材に大きめの穴を開け、ジャストリングを使用して空隙を埋めた。
▲ボルト締め付け状況(クリックで拡大)
各アンカーボルトに沿って防音壁主材を建て込み、吊り上げた状態でジャストリングを設置する。全てジャストリングを設置後ジャストリングに接するナットを仮締めし、徐々に主材の荷重をかける。
その後、アンカーの本締めを行う。
(アンカー孔は、アンカー径の約2倍(この度はΦ60))